起業家本田圭佑氏の求人noteから使用技術を想像する
IT業界でも動向を注目されている本田圭佑氏がエンジニアを募集する記事を投稿しました。
彼のイメージを良い意味で裏切られるとても王道な良い記事だと思いました。(語彙が豊富ではないためエモいとしか言えません。)
- 親近感が湧くような失敗を含めたエピソード
- いたずらな横文字を使わず、わかりやすいビジョン・バリューの説明
- 強力なボードメンバー*1
- 成長中毒者というキャッチーな表現
これらは求人noteを書くことがあれば参考にしたいですね。
本題
noteの最下部にエントリー用google formがあったため、使用技術*2を想像してみたいと思います。
※全編想像・妄想の域をでませんのでその前提で読んでください。
最も特徴的なのは Dart
Dartの記載からFlutterを使用する可能性がまずまず高いと思います。 そうでもなければ絞り込まれた言語(技術)の欄にDartは入らないと思います。
スマホアプリがネイティブでない可能性
iOS, Androidと記載されていますが、Swift、Kotlinとは書かれていません。 これが意図的なものだとすると、FlutterによるiOS, Android両対応アプリの可能性もあるでしょう。
採用人数の記載はありませんでしたが、少数であればFlutterの可能性は高まりそうです。 (iOS, Kotlinそれぞれの優秀なエンジニアを揃えるのは簡単ではないため)
早い開発速度実現のためのスクリプト言語
PHP, Rubyの記載があるあたりに開発速度を重視していそうです。実際に採用する言語は集まったメンバー次第で選ぶくらいではないかと想像しています。
スポーツマッチングサービスNow Doを考えた時にパフォーマンスを要求される場面はリリース初期にはあまりなさそうに感じるため、スクリプト言語をサーバーサイドに採用する可能性は高そうです。*3 sportsbull.jp
汎用的なJava
エンジニアの母数が多く、パフォーマンスや堅牢さを考慮するとJavaが記載されるのは自然です。Androidネイティブな側面も含めるとJava経験者に求める能力は多岐に渡りそうです。
しかし実際に最初期のサーバーサイドにJavaを使うのかどうかは疑問です。パフォーマンス・堅牢さを優先するならJava以外にも選択肢がある上、開発速度を優先するスクリプト言語採用の可能性のほうが高いためです。*4
機械学習系の記載なし
最初期であるため記載がないだけかもしれませんが、サーバーサイドにも使用できるPythonの記載がないのは少し驚きでした。 Now Doや他のサービスをリリースしてから、成長してからでもよいと考えているのでしょうか。
総合的にみて
集まったメンバーのスキルセットに依存するとは思いますが、最初期は次のような構成になるのではないでしょうか。
- サーバー: Rails(Laravel)製APIサーバー
- スマホアプリ: Flutter or Swift or Kotlin or PWA (iOSのみ先行リリースもありそう)
- WEB: Flutter Web or ReactなどのSPA
そりゃそうだろという感じの月並みな予想ですみません。 個人的な希望ですが、FlutterとFlutter Webの両採用という攻めた構成を少し見たい気がしています。
フォーム全体の所感
使用技術以外については、有名どころのエージェントやサービスでよく求められる内容でした。 奇をてらうことなく王道をいくのは本田圭佑氏にしては手堅いとは思いましたが、その方がいいよなとも思います。
最後に
起業家本田圭佑氏がどう動くか、どんなサービスができるのか楽しみです。